海外の富裕層

2017.04.22 (Sat)
海外の富裕層と日本の富裕層。

共通点と異なる点について、実体験やインタビューをもとに書きたいと思います。



まず、海外の富裕層と触れ合いますと、必ず聞かれるのは「どのような社会貢献活動をしているのか。」という質問です。


初めからパーソナルな部分には踏み込まない外国人の方々。


ビジネスの場においても距離感を大切にされるのですが、ボランティア活動の話は突っ込んで聞かれる事が多いです。


それだけ関心が高く、ご自身も富・地位・名誉等の特権を社会に循環する活動をされ、更にそれが当たり前だと思っているのでしょう。



日本の富裕層の方も財団設立や、社会・地域に役立つ活動をされている方は多いのですが、あまり積極的な会話に発展しないのが海外の富裕層と異なる点だと感じます。


それが良い悪いということではなく、国民性や考え方の違いなのだと思います。

もちろん、熱く語る日本の富裕層、全く関心を示さない海外の富裕層もいるので一概には言えませんが、上記のような傾向は富裕層の方と触れ合う度に思うところです。




次に、富裕層のライフスタイルについて考えてみたいと思います。


富裕層が集まる国といえば『モナコ公国』。

丁度数日前、Top Marques Monacoの展示会で空飛ぶ自動車のお披露目があり、ニュースでも話題になりました。


モナコはタックスヘイブンで所得税を課していないこともあり、住民の約8割が外国籍、約2割がモナコ国籍です。


英国雑誌スピアーズが調査会社ウェルスインサイトと共同で実施した『世界で最も富裕層が多い都市のランキング』調査で一位はモナコとなっており、住民の3割以上が富裕層という結果が出ています。


そのモナコで生活されていたYさんに日本の富裕層との共通点・異なる点をお伺いしました。



まず、モナコで暮らす方はお金持ちであってもお金持ちぶらず、質素な生活をされている。

それが『モネガスク』、つまり選ばれた生粋のモナコ人であるということ。

この点は、先祖代々受け継がれる日本のオールドリッチ層にも共通するところです。




モナコの主要産業は観光業と金融業で、観光客の来ない冬はあまり人がいないそうです。

F1シーズンになると多くの観光客が訪れ、同時に物価が上がるそうですが、夏を過ぎるとまた人が少なくとのこと。


現地の方が行くレストランは社交の場。

味は二の次だそうですが、高くても気にならないそうです。


若者は遊ぶ場所がないので、週末1杯5000円のクラブに行き交流する。

子供達は祝日が多く(モナコ・フランス・イタリアの祝日を取り入れているため)時間がたっぷりある。


このようなお話を聞くと、モナコは税対策だけではなく、人々の心が豊かで、時間がゆっくりと流れ、町が美しく治安が良く、安心していられる場所であるからこそ、富裕層に愛されるのだろうと感じました。




日本も世界第二位の富裕層大国なので、物質的な豊かさだけではなく、心の豊かさも追求していく仕組みが必要ではないかと改めて思います。


長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。


ビーナスインターナショナル株式会社

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